honor 6 plusを購入
スマホを新調いたしました。選んだのは「HUAWEI(ファーウェイ)」の「honor 6 plus(オナーシックスプラス)」です。楽天の「VMALL(HUAWEIのサイト)」で専売されているモデルなのでマイナーな機種ですね。LTEの対応バンドやOSが4.4などいまいちスペックなので不評もありますが、私がスマホを選ぶ基準はカメラの良し悪しなので通信速度は気にしません。きちんと撮りたい時はデジカメを使うので、スマホのカメラは「オートでサッと好画質(高画質ではない)」が重要だと思っています。個人的には画素数とか解像感よりもホワイトバランスの調整がウマイ機種が好きです。一番ウマイと感じるのはやはり「iPhone」なのですがsimフリーモデルは高すぎるので、「honor 6 plus」「HTC one」「Lumia 930」あたりを考えていた時に、「honor 6 plus」が国内販売とのことで決定しました。たまに海外から端末を買いますが、保証なども考えるとやはり国内モデルを買う方が安心ですね。ざっくりとしたスペックは以下になります。
OS:Android™ 4.4 Kit Kat
CPU:Hisilicon Kirin 925 オクタコア A15/1.8GHz + A7/1.3GHz
メモリ:RAM:3GB/ROM:32GB
バッテリ:3,600mAh
ディスプレイ:約 5.5inch FHD(1080 x 1920ドット)IPS-NEO™(In-cell)
カメラ:メインカメラ:800万画素(開口部 F2.0/AF/BSI) x 2
インカメラ:800万画素(開口部 F2.4/FF/BSI)
Bluetooth:V4.0+LE
Wi-F:i IEEE802.11a/b/g/n 準拠
テザリング機能:最大接続台数8台
その他:NFC搭載、GPS/AGPS/Glonass/Beidouサポート
本体付属品:ACアダプタ、USBケーブル、クイックスタートガイド、本体保証書、ACアダプタ保証書
私はスマホゲームなどはやらないのでスペック的には十分ですね。CPUは自社製らしいので重い作業をさせる方は、先にベンチマークなどを調べたほうが良いかもしれません。
ゴールドを選びましたが全体的な質感は良いと思います。ディティールは「Xperia」っぽいところもありますが(笑)。名前は「iPhone6 plus」デザインは「Xperia」を パクって 参考にしてるのかも?
アプリや設定、セルスタンバイについては?
起動時に「楽天モバイル」と表示されるのがちょっとダサイですが(せめてHUAWEIにしてほしいです)、再起動するのもたまになので見えないフリをしておきます。楽天関係のアプリが多少プリインストールされていますが全て削除可能です。このあたりは良心的ですね。文字入力(IME)は「HUAWEI」「Google」などのものが入っていますが即無効化して「ATOK」に変更しておきました。(このあたりはちょっと怖いので。)
ちょっと整理しましたが基本的なホームはこんな感じです。「HUAWEIホーム」という独自のホーム画面なのですが、「ドロワーが無い(ここもiPhone意識?)」ことと、「背景透過アイコンに背景が付く(しかも変な色で)」ところが気に入りません。
ということで「Nova launcher」アプリで見慣れた感じに変更&調整しておきました。これで落ち着きます。ホームアプリの変更は、
設定 > アプリを管理 > (下の)デフォルトアプリの設定 > ランチャー
で設定します。「Nova launcher」側から設定できないことにちょっとハマりました。
simは「BB excite」の「1GB・3枚・SMSなし」を使用しています。「SMSなし」でのセルスタンバイを調べるために、2~3日あまり触らない様にしてみました。結果は「スタンバイ状態」のパーセンテージは高いですが影響無しという感じです。アンテナピクトも正常です。バッテリーはゲームなどをしない私であれば2日は持ちそうです。
デュアルレンズカメラを試す。(虫注意!)
「honor 6 plus」の最大のウリ、「デュアルレンズカメラ」の試し撮りをしてみました。まずは普通にオート撮影した写真です。(Photoshopでリサイズのみしています。)
f/2、1/33、3.8mm(35mm:29.0mm)、ISO125
雨上がりに自宅マンションの植栽帯で見つけたカミキリムシです。ちょっと彩度が高めに感じますが、露出やホワイトバランスは良い感じではないでしょうか。
等倍で切り出すとちょっと塗り絵っぽい感じもありますが、スマホはスナップメインなので個人的には十分です。(ちょっと手ブレしてますね、スミマセン。)
f/6.3、1/50、3.8mm(35mm:29.0mm)、ISO100
次にワイドアパーチャ撮影(後からフォーカスや絞りを変えられる)をしてみました。最初は後ろの草むらにフォーカスを合わせ、絞り開放(F0.95)で撮影後、編集でカミキリムシにフォーカスを合わせ直し、絞りをF6.3にして上書きしました。絞りを開放にするとちょっと不自然ですが、少し絞ればまあまあ自然な感じになります。
フォーカス・絞りの違う写真を別名保存できますし、元ファイルがあれば何度でも変更できるのがちょっと面白いです。
f/4、1/33、3.8mm(35mm:29.0mm)、ISO125
遠近感のあるアングルでも撮影してみました。手前の草はいい感じにボケていますが、奥が不自然ですね。
この葉っぱのあたりは何度調整してもうまくいきませんでした。当然フォーカスや絞りの変更はソフトウェアでの処理なので、パンフォーカスで撮影後、コントラストなどからボカす領域を設定しているような感じでしょうか。
ボケ味などは普通に撮影した方がやはり自然なので、ワイドアパーチャは同じカットを何枚か撮る際に混ぜる使い方がよさそうです。
ビデオもテスト撮影してみました。基本オートで「手ぶれ補正」と「オブジェクトトラッキング」をオンにして撮影しました。画質は悪くない感じですがフォーカスをよく外します。オブジェクトトラッキングもあてにならない感じです(非常にゆっくりならいいのかもしれませんが)。手ぶれ・コンニャクも結構あるのでビデオは固定しての撮影が向いている感じですね。
カメラは普段使いして、色んなシーンの写真がたまったら追加でアップしようかと思います。
ケースとストラップを付けてみる
保護用にレイアウトの耐衝撃アンチグレアフィルム(サラサラ派です)と手帳型ケースをアマゾンで購入しました。ケースはサイドホックで窓付を探したところこれくらいしかなかったのですが、発送が中国からだったので到着に5日ほどかかりました。カラーはネイビーにしました。(実物は写真よりもう少し暗い色です。)
ストラップを付けたいので、スピーカーホールの下側を少しヤスリで削りました。
こんな感じですね。
本体を付けてみました。ガタ付きも浮いたりも無く、しっかり装着できます。蓋の開閉でオートスリープのオンオフもOKです。端末の前面にロゴなど無いので裏を塞げばスッキリです(笑)。
開口部は若干ズレていますが、カメラやライトを隠してはいないので許容範囲ですね。
誤算だったのは耐衝撃の厚手フィルムを貼ってしまったせいか、窓からの操作ができませんでした。しかしサイドの電源ボタンを押せば時計が確認できるので十分です(と強がっておきます。)。次フィルムを張り替える時は薄手にします(笑)。
1週間使用してみて
液晶は非常にキレイで動作もキビキビ、バッテリーもよく持ちカメラも面白いので個人的には気に入っています。スマホの基準はカメラで中国メーカーに拒絶反応の無い人にはオススメできるかもしれませんが、万能スマホを求める場合は「iPhone」や「Xperia」がいいんじゃないでしょうか。
私も何台か「Xperia」を使っていたのですがどの機種もカメラのオート撮影時にホワイトバランスがちょっと紫に寄るのが気になりメインで使用しなくなりました。できれば国内メーカーの端末を使用したいので、カメラの評判が良い「Xperia Z3」以降は気になりますが、国内にsimフリーモデルが無いのが残念です。今年はwindows10も出るのでLumiaの国内販売にも期待したいですね。