お仕事環境を考え直す
私はWebデザインなどの仕事をしており、Adobeソフトなどを多数併用するので多少パワーのあるPCを必要とします。各環境でのデバッグなども必須なので、WindowsとMacの両方を使用しています。そのため今まではWindowの自作デスクトップをメインに、MacBook Pro 13をサブとして使用していました。
当然出先や帰省中はMacBookを持ち歩くのですが、2014midモデルなので結構パワー不足、作業効率はあまり良くありません。MacBookもそろそろ変え時かな?などと考えていたそんな中、今回のコロナで自粛や働き方の見直しが必要な世の中になり、自分も仕事環境を考え直してみることにしました。
仕事環境の見直しで前提としたことが「どこでも効率的に仕事ができる」ということ。つまりメインデスクトップのラップトップへの置き換えです。MacBookの買い替え時でもあり「よし、次はメインPCをMacBookにしてサブをWindowsノートにしよう」と考えスペックの検討に入りました。
ちなみに「デザインの仕事にはやっぱりmacが必要なの?」とよく聞かれますが、制作するだけなら本当にどっちでも変わらないです。ただWebの仕事なら「safariがwindowsに無い」ことや「iOSシミュレーターでデバッグしたい」などwindowsではどうしようもないことがあったり、DTPなら「macのフォントが使いたい」などmacがあると助かる場面が出てきます。なので自分の周りではメインは違っても両方持ってる方が多いですね。
MacのARM移行発表!買い時はいつなのか?
MacBookは今のサブPCの使い勝手が良かったので最初から「MacBook Pro 13」にしようと決めていました。しかし13インチは「狭額縁で14インチになるかも」という噂もあり、とりあえずWWDCまで購入を待つことに。(WWDCは機種の発表はあまりされないのですが一応気になったので)
しかしWWDCでは「来るかも?」と思われていたMacのARM移行が本当に発表されました。こうなってしまうと今Macを買うことに躊躇が・・・。アップルは移行はスムーズだと言っていますが、普段のOSアップデートでも色々不具合が出るので、そう簡単では無いと感じます。前回のCPU変更でも色々ありましたしね。
MacBookを買う気満々だったのですが、とりあえず様子見モードに入ってしまいました。アップルは2年で移行完了といってますが、ソフトメーカーなども含め完全に安定するには3年くらいは見た方がいいかもと感じています。
メインPCをWindowsノートに
MacBookをメインにしてサブをWindowsノートにする計画はとりあえず先送り。しかし自分の中ではラップトップ2台体制で決まっているので、メインをWindowsのクリエイター(もしくはゲーミング)向けノートにしてサブは今のMacBookで行けるところまで行く計画へと変更。改めて機種の選定に入りました。私の重要条件が、
- US配列(テンキー無し)
- メモリは32GB以上
- 重さは2kg未満
それほど難しい条件ではないと思ったのですがこれを満たすのがなかなか難しい。改めてMacのBTOの柔軟さを知ることにもなりました。下記の色々なメーカーの機種を比較し、
- Razer Blade 15
- DELL XPS 15
- DELL ALIENWARE m15 R3
- ThinkPad X1 Extreme Gen2
- MSI Prestige 15
- HP ZBook Firefly 14 G7 Mobile Workstation
その結果残った(ほぼ消去法)のが「ThinkPad X1 Extreme」だったというわけです。意外と英語キーボードを選べないPCが多いんですよね。
ThinkPad X1 Extreme をポチる
機種は「ThinkPad X1 Extreme」で決定。もうすぐGen3(2020年モデル)が出るのは分かっていたのですが、ちょうどクーポンセールをやっていたので購入することにしました。ポチった機種のざっくりとしたスペックは以下です。
CPU | Core i7-9750H (2.60GHz, 12MB) |
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OS | Windows 10 Home 64bit |
メモリ | 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM |
SSD | 256GB (M.2 2280, NVMe) |
モニタ | 15.6型UHD液晶 (3840×2160 IPS 500nit) 光沢なし |
モニタオプション | ファクトリーキャリブレーション |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 (4GB GDDR5 Max-Qデザイン) |
キーボード | 英語キーボード(バックライト、指紋センサー付) |
上記で税込み約24万円弱(クーポンで37%オフの価格)でした。メモリとSSDは換装可能なので一番小さくして、届いてから自分で追加・交換するつもりです。なのであと約3万くらいは出費がありそうですが、オプションで増やすよりかなり費用を抑えられます。ThinkPadは裏蓋を開けても保証が切れないのは素晴らしいと思います。
現在PCの需要が高まっているため、納期は8月下旬になっています。早く手元に来てほしいですが、こればっかりはしようがないのでノンビリ待ちたいと思います。向こう2〜3年は「ThinkPad X1 Extreme」が相棒になってくれるので、その間はMac(Appleシリコン)の動向を見守りたいと思います。ひょっとしたらiPadでXcodeが動く様になって、iPad Proを買うなんて流れになるかもしれませんし(笑)。
届いたらPC環境の再セットアップなどを追記予定です。