オリンパスSZ-14を購入
運動会や発表会のシーズンになってきましたね。
そんな場面でお子さんなどの写真を大きく撮ろうと思うと望遠レンズが必要になってきます。私は短焦点レンズを付け替えてじっくり撮る撮影スタイルなので望遠レンズを持っていません。
X-pro1がメイン機材なので、望遠レンズとなると「XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」がよさそうですが価格は約6万円。
年に1~2回の使用なのにそんな金額は出せません。広角レンズの方がほしいです。
そこで高倍率ズームのコンパクトデジカメを購入することにしました。
選んだのは光学24倍ズーム「オリンパス SZ-14」です。
2012年2月発売で、すでに後継機種の「SZ-15,SZ-16」が出ていることもありかなりお買い得でした。
色は赤がほしかったのですが少し安かったのでシルバーを選択。届いて見れば結構高級感がありシルバーで正解でした。
最近はスマホのカメラが高機能化していることでコンパクトデジカメが売れていないそうですね。しかし光学ズームをスマホに搭載すると分厚くなるので、高倍率ズームのコンデジは生き残りそうな気がします。
光学24倍ズームを試す
24倍ズームって思いっきりレンズが飛び出すと思っていたのですが以外と控えめ。
光学24倍ズームを35mm換算すると600mm相当らしいのですが、どっちもピンとこないですよね。
25mmでこのくらいだとすると、
600mmだとここまで寄れます。
写真は両方とも暗めの室内撮影です。「撮って出し」だと画が暗かったので少し明るく補正しています。
等倍で見るとISO80でも粒子感がありますが、外だともう少しマシになると思います。
手ブレ補正は付いていますが、高倍率のズームになるとやはりブレやすくなります。
上の2枚も三脚で撮影しました。他に1脚やボトムブリップなど手ブレを抑えるアイテムがあればいいですね。
コンパクトデジカメを2点吊りする
高級コンパクトだと2点吊りできるものもあるのですが、普及機になるとストラップホールは大体1つです。
個人的に2点吊りの方が安定するので好きなのですが、SZ-14もストラップ取り付け部は1箇所。しかも幅がせまいので1眼用のストラップは通りません。
そこで「縦方向ならいけるかな?」とハンドストラップのパーツを利用し、2点吊りしてみましたがボトムグリップを付けると当然不安定。
結局「カメラケースを自作しよう」という結論に達し、いざ制作。
SZ-14用のレザーケースを制作
カメラケースは初挑戦だったので試作のつもりで作りました。
内側でツジツマ合わせをしているので、ケースの中はあまりキレイな仕上がりでは無いですがカメラを入れると見えないのでOKとします。もう一回作ればもう少しうまくできそうですが、面倒くさいのでまたの機会に。
ストラップはGOTOのエスニックな感じのものを合わせました。
レザーケースとの相性はいいですが、質はあまり良くないので重いカメラには向かないと思います。
裏側は操作性優先で、ほぼ塞がない仕様にしました。
スクロールダイヤルの下に「ガイドボタン」が有り、隠れてしまっていますが使わないので無問題。
ケースとカメラはエツミの「止ネジ長」で固定しています。
底面が平らではなくなりますが三脚用のネジ穴が有り、ボトムグリップ等が取り付けられるところがいいですね。
画質を求めるとバズーカ(1眼レフ + 望遠レンズ)になるのでしょうが、高倍率コンパクトをカスタマイズして持ち歩くのも身軽でオススメですよ。