セイコー5「SYMK43K1」がやってきた
嫁さんが久しぶりに腕時計を購入しました。スマホを持っていても基本バッグの中なのでやはり腕時計が便利とのこと。時計を着けない日もあるのでいざという時、止まっていない自動巻を選択。安くて丈夫、それでいてあまり安っぽくないもので選ぶと「セイコー5」一択に。あまりカジュアルにならないデザインが良いとのことで、ブラックフェイスでバーインデックスの「SYMK43K1」というモデルを選びました。
届いてビックリしたのが箱がしっかりしていること。価格が安いので紙箱かプラケースに入っていると勝手に思い込んでいました。クッションに乗っているだけでちょっといいもの見えます。
ベルトの調整が結構たいへん
ベルトの調整は私の出番。実は板バネ式のブレス調整は始めてでした。今まではピンを抜くタイプの無垢ベルトばかりだったのでちょっと苦戦いたしました。
まずはバックル部分のバネ棒を外します。ここはピンなどで押せば外れるので簡単です。時計のベルトを交換する人は一度はバネ棒を飛ばして部屋中這いずりまわるので、ビニール袋の中などで外すと安全です(笑)。
そしてコマに刺さっている板バネを外します。この作業がかなり大変でした。作業としては目打ちなどの先のとがった物で上に押し上げるだけなのですが、これが鬼の様に硬いんです。小さなベルトなので支えている手がだるくなるほどでした。
そしてここで注意点。コマを外すためにはバネを2つ外さないといけません。最初1本抜けば外れると思い、なぜ取れないのか四苦八苦しました。つまり真ん中のコマを抜くためにはバネを4つ外さないといけません。
手が痛くなったり時計にキズを付けそうでしたら、時計屋さんにお願いするのが一番かと思います。
予想以上に良い質感
腕時計は結構好きなのですが始めてセイコー5を手に取り質感の高さにビックリしました。ベルトはさすがに無垢ではないですが表面の仕上げなどはキレイだと思います。なにげにバックルもロック式でちょっとコストがかかっています。
何よりケースとダイヤルはかなり質感が良かったです。ベルトをちょっと良いものに付け替えて楽しむのもオススメかと思います。カラーダイヤルの色に合わせて革ベルトにするのも良さそうですね。