【子どもを】最安でGPSを運用する【見守り】

【子どもを】最安でGPSを運用する【見守り】
Sponsored Link

子どもをGPSで追跡したい

最近は日が落ちるのもかなり早くなってきました。
小学生の子を持つ親としては少し心配です。子どもに携帯を持たせるかと考えもしましたが、単純にGPSで居場所さえ分かればということで色々と調べてみました。
比較したのはこの4社の最安プラン。

・ドコモ:キッズケータイ 980円~/月
(2013.12月現在、12ヶ月基本料金無料で2年縛りなので490円~/月)
・ソフトバンク:みまもりGPS 490円~/月
・AU:ジュニアケータイ 1,095円~/月(基本料780円+通信費315円)
・ココセコム:900円~/月(居場所検索は月10回まで無料)

比較をした結果、一番機能が充実していたソフトバンクにしようかと思ったのですが居場所の検索のたびにパケット料がかかるのがちょっと気になりました。
(ソフトバンクユーザーであればパケット無料ですが、私はドコモのため通信費が発生します。)

その後色々考え「これならいけるかも?」というプランを実験してみることにしました。

「Androidデバイスマネージャー」を利用する

スマホを無くした時に利用する「Androidデバイスマネージャー」という機能があります。
今年の8月にアンドロイドスマホに機能が追加されました。iPhoneにはずっとあった「iPhoneを探す」機能と同じですが、アンドロイドもやっとの対応です。
つまりアンドロイドスマホを子供に持たせておくと、パソコンなどからその位置が分かるのです。
この機能を使うことで子どもを追跡できるか実験をしてみました。

最安のプランは? 月々385円でスマホを運用する

131205_01

まず最安で運用するためのプラン選びです。格安simを調べたところ、

DTI:490円/月(sim 1枚)
BBexcite:1,155円/月(sim 3枚)

が現在の最安のようでしたので、BBexciteのsim3枚プランを契約しました。
これでsim1枚あたり385円/月で運用できます。
(あまったsimは私が使うので、使用していたBic sim(iij mio)を解約しました。)

白ロムのスマホを探す

131205_02

次にスマホ探しです。機種変更して使っていないアンドロイド端末があればよいのですが手元に無かったため、オークションで購入しました。
選んだのはイーモバイルの「S31HW」という端末です。
現在オークションで中古が3~4,000円程度、新品でも5~6,000円程度で手に入ります。
選んだ理由は、

・simフリー
・Android2.2(Androidデバイスマネージャーが2.2以上の対応です)
・PocketWifiなので、たぶん「*セルスタンバイ問題」が起きなさそう。
・小さい
・ロースペック(いらいらするほどモッサリなので子どもが遊べませんw)

と、いったところです。
*セルスタンバイ問題:機種によりデータ通信用のsimを入れると通話用の電波を掴もうとしてバッテリーがすぐ減る問題。(くらいに考えておけばよいと思います。)

131205_03

simは3枚ともnano simサイズで契約したので、simカードアダプタを取り付けて差込みます。
大きいsimは小さくできませんが、小さいsimはアダプタで大きくできるのでオススメです。
(simのサイズ変更は手数料が発生する場合があるため。)

※simアダプターだけを端末に差し込むと抜けなくなるので注意!
simとアダプターは裏面からシールやテープで固定しましょう。

【設定】 GPSの精度を上げる

端末にアカウントを登録したら、アンドロイド端末を探せるように設定します。
Googleアカウントは子どもに持たせる用に1つ新規で作るのが良いと思います。
(もしものアプリ購入やアドレス帳の同期などを避けるため)
その後、機種(アンドロイドバージョン)により異なりますが、

・「Google設定」アプリ → 「Android Device Manager」→「リモートでこの端末を探す」にチェック
・GPSをON
・WifiをON

Sponsored Link

で位置情報がつかめるようになります。
ここで重要なのは「WifiをON」にするということです。
契約をしていないと外でWifiは使えないので意味がないようにも感じますが、これはWifi通信をするためではなく、外に飛び交っているWifiを掴むことでGPSが掴めない時の位置情報精度を上げるために必要です。

それでもGPS精度が上がらない時は、

・設定 → 位置情報とセキュリティ → ワイヤレスネットワークにもチェック
・「GPS Status & Toolbox」などのアプリで「A-GPS」を取得

などの方法があります。

【結果】 精度と待ちうけ時間は?

131205_04
※マップはダミーです

端末の設定が各種済みますと「Androidデバイスマネージャー」から検索をします。
ブラウザからのアクセスなので、PC・スマホ・タブレットなどで見ることができます
別途パケット料を取られることもないので位置検索し放題です。

Androidデバイスマネージャー

精度は良いときで10~20m以内。悪いときで30~40m以内くらいでした。
ためしにWifiをオフにすると、km単位で誤差が出る時があったためWifiのオンは必須だと思います。
バッテリーは、電源・GPS・Wifiを付けただけの状態で丸3日程度持ちました。
画面を点けなければスマホでも結構バッテリーは持ちますね。この機種に関してはセルスタンバイ問題はなさそうです。
(システム表示ではセルスタンバイ29%)
帰宅後電源をオフにすればもっと持つかと思います。

結果、この方法で月額385円固定の「Android版・見守りGPS発信機」が完成しました。
電話機能は無いので、もしもの時のために「LINE」や「スカイプ」などの音声通信ができるアプリを入れておくのもよいかもしれません。
難しくは無いですが多少MVNOなどの知識が必要なので、「よくわからん」という方はソフトバンクの「みまもりGPS」がオススメかと思います。

追記:S31HWが検索できない!

131205_05

S31HWが2015年7月12日現在「Androidデバイスマネージャー」上に表示されなくなりました。(2台所有の両方とも。)
原因は「Google play 開発者サービス」のバージョンだと思います。android2.2では「Google play 開発者サービス」のバージョンが「3.2.67」で止まっていました。おそらくバージョンが古いため、google側の更新で検知しなくなったのかと思います。rootを取ってダメ元で直接apkファイルを入れてみようかとも考えましたが「android2.3」にアップすれば更新されるかもと思い、試しに1台に2.3のROMを入れてみたところ、その1台は検知される様になりました。「Google play 開発者サービス」のバージョンは「7.5.74」になっていました(最新かな?)。やはりこれのせいですね。しかし「Google play 開発者サービス」の容量が75MB近くあるのでほとんどアプリを入れることができません。どんどん肥大化してますね、このアプリ。
でもまあ小さくて発信機としては十分なので、2.3にアップしてもうしばらく使いたいと思います。
(※2.3にアップすれば必ず検知する保証はありません。)

S31HWの2.3カスタムROM導入方法をまとめました。

Sponsored Link
No tags for this post.

ガジェットカテゴリの最新記事