Chromecastがやってきた
Chromecast。以前から気になっていたのですが、日本でいつまでたっても発売しないので忘れかけていました。しかし5/28日に急遽発売。さっそくポチって翌日到着。少し使用してみた感想を書いてみたいと思います。
何ができるの?
簡単に言うとテレビやモニターなどの「HDMI端子」につなぐことで、スマホやタブレット・PCなどの画面をモニターに写すことができる機械です。何でもかんでも写せるわけではありませんが、スマホ内の写真やムービー、Youtubeなども画面に映すことができます。
アプリ次第なようなので、今後はどんどん対応アプリが出てくることを期待します。
私はリビングのTVにPCをつないで、Youtubeやデジカメのムービーなどを家族で見ることが多いので、とても魅力的なツールです。いちいちPCを起動させなくても、手元のスマホやタブレットの画面をTVでみることができるのです。
「NAS」などがあるとPCいらずになるかもしれません。
開封の儀
箱の縦横はCDくらいでとても小さいです。
開くと本体がお目見え。USBメモリのちょっと大きいやつくらいです。
説明書は蓋の裏だけ。大丈夫かな?
本体の下にUSBケーブルとACの変換プラグ。あとHDMIの延長ケーブルです。
本体だけで動作するとスマートなんですが、本体のオシリにUSB給電が必要です。TVにUSB端子があればそのバスパワーで動作します。ウチのTVはUSBが無いのでACでつなぎました。
映りません!(プチ)トラブル!
接続に関して私がやってしまった、凡ミスにも触れておきたいと思います。
TVや他につないでいる機器との相性もあると思いますが、最初TV横のHDMIにつないだところ、画面に何も映らず「しばらく待つのかな?」と3分ほど真っ黒の画面を眺めてしまいました。これはおかしいと後ろの口に変えたところ正常に映りました。
接続不良だったのか横に挿した時はLEDが点滅していました。現在点灯しているので、これが正常な状態のようです。
セットアップに関してはスマホなどにアプリを入れてそこから行います。私は「iPad mini」を使いました。アプリを立ち上げ、指示に従うだけなのでホイホイと気にせず進めたところ途中でエラー!
「まさかApple製品だからか?」と一瞬考えましたが、無線LANの周波数を間違えていたのが原因でした。我が家では「11a」「11g」の無線が飛んでいて、「iPad → 11a」「Chromecast → 11g」につながっていたのでエラーが出たようです。
「Chromecastアプリ」は設定に使うだけで、コンテンツの閲覧は各対応アプリなどから行います。設定後は「Chromecastアプリ」無しで、同じWi-Fi内のどの端末からでも使用できます。
で、周波数を合わせてもう一度セットアップしたところ、来ました!
「キャストの準備ができま…」。
というわけで、さっそくTVにコンテンツを投げてみました。
Choromecastの動作
TVと手元のiPad miniの様子を撮影してみました。
(フォーカスをロックし忘れたので見づらくてすみません。)
Youtubeアプリで試してみました。最初のペアリングに少し時間がかかりますが、その後はストレスなく動く感じです。ミラーリングではなく画面を置き換えるものなので、手元の画面は停止状態になります。
キャスト端末が同じWi-Fiにつながっていればいいので、スマホが2台あればテザリングでも使えそうですね。
AppleTVとの違い
似たようなことができますが個人的には、
AppleTV:
簡単シンプルだけどコンテンツがやや乏しい。(アメリカの方が充実しているようです)
Chromecast:
シンプルさにかけるけど、SDK(ソフトウェア開発キット)が公開されているので対応アプリ制作が可能。面白いアプリが出てくることに期待したいです。
という感じがしています。
「AppleTV」はアクセスするだけで、できることがメニューとして現れるので非常に直感的です。映画を見る、写真を見る、Youtubeを見る、いずれの場合もとりあえず「AppleTV」にアクセスすればOKです。Apple製品のミラーリングができるのも大きな利点だと思います。
「Chromecast」はYoutubeを見るときは「Youtubeアプリ」から、写真やムービーを見るときは別のアプリを、という具合に見たいことに応じてツールを変える必要があります。せめてAndroidのミラーリングくらいにはアプリ無しで対応してほしいですね。
「Google playストア」には「Chromecast」向けアプリの項目もできている(数もこれから増えてくると思います)ので、自分に必要なアプリなどが充実すればいいですね。